赤革の手帖
2015年も四分の一が過ぎようとする今になって、やっと手帳を購入しました。
ワゴンセールにつき、定価1800円の所、半額の900円也。
シックかつレトロな装丁と、書き込みのしやすいレイアウトが気に入っています。
ここ何カ月か、体調が非常におもわしくなかったこともあり
受験勉強に対する意欲が、正直著しく低下していたのですが、
最近やっと持ち直してきたので、この手帳と共に心機一転頑張ろうと思います。
そうそう、今、ルース・レンデル『ロウフィールド館の惨劇』を再読中なのですが、
この作者といい、クリスティといい、デュ・モーリアといい、クリスチアナ・ブランドといい、
英国の女性推理作家の作品ってなぜこうも不吉な予感漂うものが多いのでしょう。
なんというか、冷たく湿った青白い手が、背筋をそっと撫でていく感じ。
上に挙げた作家達の作品は大好きでことあるごとに読み返すのですが、
何度読んでもうすら寒い心地がします。
日本の作家で言うと、恩田陸にも同じにおいを感じる。
エピタフ東京まだ読めてません。
まず今日も今日とて図書館で貸出冊数ぎりぎりまで借りてきた、
この大量の本の山を片付けねば……。
積読本が死ぬほどあるのに図書館へ赴くたび何故か行きより重い荷物を抱えている活字中毒あるある。